全線復旧まで1年を切った南阿蘇鉄道。
熊本地震からの復旧現場を間近に見ることができるツアーに密着しました。


工事関係者
「ここから先がさっそく線路が敷かれる準備が始まっています。この工事は日に日に変わっています」


熊本地震から6年あまり一歩ずつ歩みを進める南阿蘇鉄道の全線再開へ向けた復旧工事は終盤を向えていました。


今回ツアーはこれから試運転などが始まることから、最後の現場公開として行われました。

参加したのは県内外からこの日の定員の上限となる20人。
まだ列車が一度も走っていない線路の上をゆっくりと歩き、保線作業用のカートに乗る体験も・・・


そして、ツアー最大の見どころ南阿蘇鉄道のシンボルでもある、新たな「第一白川橋梁(だいいちしらかわきょうりょう)」です。


色や形は以前のままに、生まれ変わった橋を間近に見ながら高さ60メートルから望む白川などの絶景を楽しみました。

愛知県からの参加者
「感動ものですね。やっと復旧するその現場を見られるのはめったにない機会なので、南阿蘇鉄道応援したいので有難たいです」


参加者
「びっくりしました。こんな高い所を走っていたんだなと。この辺の白川を見るのも初めてだったので興味深いです」


このツアーは9月いっぱいまでに残り7回行われる予定でまだ空きもあるということです。
【問い合わせ】南阿蘇鉄道 0967-62-0058