スマホ「注視」はNG 「注視」の目安は何秒?
スマホスタンドを使用した場合、地図アプリを「注視」して運転はNGだということです。

「注視」の目安としては「2秒以上」。
レイ法律事務所 野口辰太郎弁護士によると「2秒、目を離した場合、自転車は10m先に進むので事故の危険性が一気に高くなる」ということです。
ホラン千秋キャスター:
ちょっと(画面を)見ながら、そこに気を取られていると危険な状態になることもありますし、ハンズフリーであれば通話は大丈夫だともありましたが、いくら目をしっかり前に向けていたとしても、集中力が削がれるので本当に危険ですよね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
同時にやることが増えれば増えるほど、注意力が散漫になるので気をつけなければいけないと思いますし、僕もトライアスロンをやっていて、ロードバイクに乗ったりしますが、道がわからない場所に行くときは、スマホスタンドをセットして乗ったりすることもあります。
乗っているときは、基本的に操作はしない。ただ、ナビとして使うというだけですから、乗りながらSNSを見るとか、操作をするということは基本的にできないと思った方がいいですし、危険ですよね。
ホランキャスター:
街中を見ると、やってる方はもちろんいますが、危険ですよね。
井上キャスター:
車で地図アプリを見るときの距離と自転車を比べると、自転車の方が距離が遠いので、目線がぶれる危険性があるのかもしれません。

「自転車“ながらスマホ”」の交通事故の件数です。
2014年 66件
2023年 139件
自転車も一時的にブームになっていましたし、そういったところも相まっていますが、2014年に比べると倍くらいになっています。