
盛岡市は進学や就職を機に流入する人も多く社会減はそれほど大きくありません。一方、有権者からは出生率の低下を食い止める子育て支援策に対する意見が多く寄せられました。

(有権者は)
「子どもを増やす政策がちょっとずれてるなみたいなのが感じることがあるので。子ども手当が3人目がちょっと増えてありがたいなっていう思いもあるんですけど。やっぱ子ども3人ってなると、大学まで行かせるにはもうすごいお金かかるので」

「1人目に対して、何か国の方で考えたものを提案してもらえた方がいいのかなと思います。そうすると、やっぱり2人目作ろうかとか、3人目作ろうかっていうのは、また別の政策で。そこはお金のフォローっていうのが必要に最終的になってくると思うんですけど」

「企業の方に、子育てする人とか育休とか休んでる人がいる代わりに、何かお金で補助してあげるとか。そういう企業側への育休支援。やっぱり休みは欲しいし。子供を育てるにあたって。そうすると、自分が休む代わりに何か残された人たちへの補助っていうのがあると、自分も休みやすいなっていうふうに思って」
「昔はやっぱり地域とかで、子どもを育てるようなシステムがあったと思うんですけども、今なかなか核家族とか、単身とか。保育園だとか、いろんな社会的に子育てをサポートするシステムを、行政の方でお願いするしかない部分なのかなと」

人口減少は社会減と自然減で対策は異なるほか、地域によってもそれぞれ違う課題を抱えているため、解決に向けて候補者が具体的にどのような政策で応えるのかを注視していかなければなりません。

2回目は物価高や経済の活性化についてお伝えします。