鹿の目撃 増えるワケ 動物園に聞いてみた

熊本県内では例年、いまの時期に市街地で鹿が多く目撃されています。10月3日には、熊本市中央区の白川にかかる明午橋の近くで。8日にも白川の別の場所で。15日は荒尾市の国道沿いでも鹿の姿が見られました。
なぜ鹿の姿が多く見られるのか。県内に生息するキュウシュウジカを飼育している熊本市動植物園に話を聞きました。
熊本市動植物園飼育員 坂井小春さん「冬に向けての『食い込ませ』の時期と繁殖シーズンであることが考えられる」
いまの時期、鹿は冬を乗り越えるために普段よりエサを多く食べ、脂肪を蓄える準備を始めます。そのため、エサを求めて行動範囲は広がるといいます。
坂井さん「昼も夜も、基本的にはご飯を食べるために活動しています」
