10月にもかかわらず暑くなり、東京都心は4日連続「夏日」を記録しました。この冬はどのような傾向にあるのでしょうか。
15日(火)30度以上の夏日続出 東京は20日(日)に気温急降下

南波雅俊キャスター:
15日(火)は、真夏日(30度以上)が37地点、夏日(25度以上)が490地点となりました。西日本を中心に真夏日の場所があり、広い範囲で夏日でした。
気象予報士 広瀬駿さん:
平年は22度ほどですが、東京では26.6度と9月のような暑さでした。今年はずっと暑いと言っていますが、季節の進行が1か月遅れて進んでいるような状況です。

南波キャスター:
16日(水)朝と20日(日)朝の気温です。16日(水)朝は約1500mで12度と暖気が覆っているということなのでしょうか。
広瀬駿さん:
暖かい空気で、地上では25度を超える目安です。ただ、日曜日の朝に寒気が南下し、今シーズン初めて冬型の気圧配置になります。
0度は高い山で雪が降る目安で、-6度は平地でも雪が混じってもおかしくないくらいの寒気なので、20日(日)には北海道の平地でも雪が混じって初雪の便りが届くほど、季節感が一気に変わる週末になりそうです。

南波キャスター:
東京の最高気温、19日(土)は28度と夏の陽気ですが、20日(日)は22度、21日(月)は19度の予想となっていますね。
広瀬駿さん:
平年は21~22度ぐらいなので、19日(土)~21日(月)の3日間で季節が2か月分変わるイメージです。一日で1か月先まで、気温が進んでしまうため、体調管理が大変かもしれません。
19日(土)は雨が降る予報で、ムシムシと感じられる、不快な暑さの日がまだ残っています。夏の高気圧はだんだん弱まってはいるのですが、例年よりは強く南に存在しているため、28度まで気温が上がる可能性があります。
その後は夏服はしまっても良いかと思いますが、来週も24~25度と予想されている日もあるので悩ましいです。