夫は「いつも遊んでる」不思議な家族のカタチ

立山特派員
「朝からちゃんと野菜の手入れをしてますね。働いている」
これは意外…一応、仕事をしている。と、思いきや…
夫・ショウさん
「ヒマだからやってるだけだよ」
立山特派員
「普段はどんな仕事してるの?」

夫・ショウさん
「いつも遊んでるよ」
立山特派員
「彼女は怒らないんですか?」
夫・ショウさん
「なんで怒るの?どこへ遊びに行っても何も言わないよ」
一方、家長は…

ガータさん
「私も休みたい時は休むし、遊びたい時は遊びますよ」
と言いつつ、休まない。家族5人分の食事を一人で準備。で、男は…水撒き終わりの6服目。
立山特派員
「今日は何して遊ぶの?」

夫・ショウさん
「友達の家でゴハンを食べるぐらいしか予定ないかな」
立山特派員
「遊ぶお金はどうしているの?」
夫・ショウさん
「うちの家族が稼いだお金さ」
こんな生活で女性はOKなのか?
ガータさん
「危険な仕事は夫に頼みますし、いざって時には頼りになるんです。それに、毎日一緒にいると喧嘩になるけど、私たちは独立してるから、そういうことは起きません。結婚してないから、もちろん離婚もありません。お互い気が合わなくなれば、会わなければいいだけなんです」
何とも不思議な家族のカタチがそこにはあった。
実は、ガータさんたちが特別なのではなく、モソの6割以上が今もなお、通い婚という伝統を守っているという。

立山特派員
「家族の在り方がすごく合理的。日本ってすごくプレッシャーがあるじゃないですか、結婚して当然だとか、離婚は良くないとか。ここはそういうのがなくて、男も女もそれぞれ自由で、自分の好きな事をやっている。モソ的な生き方を通じて、私たちも色々考えさせられる」
(TBSテレビ『クレイジージャーニー』10月14日放送より)