「文化財ではない」長崎市の判断
長崎市文化財課によりますと、
■敷地北東部…時代不明のコンクリートやレンガ、埋設管などが、戦後のごみなどと一緒にかく乱した状態で見つかった
■敷地南東部…地表から80センチの場所に高さ110センチのレンガの構造物。さらに下には高さ40センチのコンクリートの構造物が見つかった
これらが、被爆時にあった「俘虜収容所」の基礎の一部と確認されたということです。
文化財課は「地域における産業史等を明らかにできる情報が包含しているとは認められない」として、埋蔵文化財としての取り扱いはしないと判断したとしています。