【奈良大会】天理が優勝!打線爆発で2年ぶり26回目の県大会制覇

 同じく2校に出場権が与えらえる奈良では、奈良を代表する強豪の天理と智弁学園が準決勝で激突。夏の大会では、ライバルに敗れ甲子園への夢を絶たれた天理が意地を見せました。

 2対1とリードされた6回、下坊大陸選手のタイムリーで同点に追いつくと、9番・東口瞬選手のセンターへのタイムリーヒットで勝ち越します。7回・8回にも得点を加え、天理2人目の伊藤達也投手が粘り強いピッチングで反撃を抑えて7対2で逆転勝ち。夏の甲子園大会に出場したメンバーが数多く残る智弁学園を撃破して、決勝に駒を進めました。

 準決勝のもう1試合では、1対1の同点で迎えた5回、奈良が1番・谷惇平選手の2点タイムリーヒットで郡山に勝ち越し。8回にも4点を加えて突き放しました。このリードを神山詞投手が守り切り7対3で勝利。実に34年ぶりの決勝進出を果たすとともに、近畿大会への出場権を手にしました。

 決勝戦では、天理打線が2回に爆発。4番・冨田祥太郎選手のツーランホームランなど一挙8点を奪って、11対1で快勝。2年ぶり26回目の優勝を果たしています。