小椋さん、大川小を訪れる
2人の交流は、小椋さんが只野さんの報道を見たことをきっかけに6月に始まりました。そして7月、石巻市の大川で初めて顔を合わせました。

小椋聡さん:
「よく(校舎を)残すという方向になりましたよね。これも無くなるのと残すのでは全然違いますよね」
大川小学校の校舎は一時、解体も検討されましたが、只野さんらの活動がきっかけで現在は震災遺構として保存・公開されています。

只野哲也さん:
「5時のチャイムも震災前からこれなんですよ。このチャイムを聞くたびに懐かしいなと。この音だけは変わらずに、これからもずっと校舎に響き渡ってくれているんだなと感じる。音とか匂いとか味とか色とか、きれいに残り続けるものなんだなって」