「奇跡の生存者」への違和感

震災と脱線事故。「奇跡の生存者」と報じられ、自らの経験を伝えることになった2人だからこそ共感できる思いがあります。

小椋聡さん:
「『被災者として喋らされていることを繰り返している、これでいいのかと思っていた』と話していた。僕もそれはわかる。僕はこの人とならそのことを喋れるんじゃないかと思った」

只野哲也さん:
「『奇跡』だけじゃなくていろんなフレーズひとつひとつに重なるところ、共感できるところがある。全然初めて会った感覚がないくらい、僕にとって心地よい時間だった」

只野さんと小椋さん。2人はいま共同で企画していることがあります。