ペルー大使が改良した「セビーチェ」を実食 評価は…
9月上旬、メニュー開発を担当する中村さんは東京にいました。向かったのは、ペルー大使館。改良したセビーチェを試食してもらうのです。
ペルー大使と大使館のシェフが同席。張り詰めた空気の中、くら寿司特製のセビーチェが運ばれます。本場の味に仕上がったのでしょうか。
(ペルー ロベルト・セミナリオ駐日大使)「みんなセビーチェが大好きなんだ。これはとてもいいものだと思うよ。」
(ペルー大使館 ウゴ・ルエダシェフ)「魚の新鮮さ絞りたてのライムなどペルーならではの要素を尊重してくれていてうれしく思います」
反応は上々。しかし、改善点も・・・
(ロベルト・セミナリオ駐日大使)「使った材料は?」
(中村重男さん)「タレは唐辛子ベースで、コショウ、砂糖、塩。お酢を少し使っています」
(ロベルト・セミナリオ駐日大使)「ぼくらは砂糖を使わないんだ。ペルーのものはもっとしょっぱいんだ」
レシピ通りにつくったはずですが、本場より甘い味付けになってしまったようです。
(中村重男さん)「すぐ改良できる部分なんで、また調整してよりもっとおいしく仕上げられたらと思います。回転レーンを活かして世界各国の料理がおすしと一緒に流れてくるっていうのは当社にしかできないと思いますので、たくさんのお客さんに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」
回転レーンに世界の味が並ぶ日まであと半年。中村さんはメニューを磨き続けます。