運動会の昼食時間に家族で食べた旬の味。「運動会みかん」と呼ばれたのは、沖縄在来のミカン、カーブチーでした。

最大の産地・伊豆味では、1973年にミカン狩りを沖縄で初めて実施。2000年代のはじめには、70戸あまりの農家が行楽客を受け入れていました。かつての盛況ぶりがうかがえる、案内板もありました。
ミカン狩りに来たお客さんがボタンを押すと、畑の位置が点灯。地図にない農道にも対応しています。

収穫直前の畑を訪ねました。伊豆味で最高齢のカーブチー農家、伊佐常信さん。この道50年になります。
ー出来はいかがですか?
▽ミカン農家 伊佐常信さん 「出来は上等!」
「カーブチーは伊豆味独特のもので、非常に香りもあって爽やか。昔からカーブチーの香りは良いと言ってね」
もぎたての香りは、鮮烈です。

▽比嘉チハルリポーター 「皮からもう、すごいフレッシュな、爽やかな。皮がけっこう分厚いですね」
▽ミカン農家 伊佐常信さん 「皮が厚いからカーブチーと言うんですよ」