1970年「大阪万博」会場近くの千里ニュータウンは当時の憧れ

 1970年に大阪・千里で開かれた「大阪万博」。高度経済成長真っ只中の日本で、夢の未来を体験しようと、6400万人もの人が訪れました。
 2.jpg
 同じ時期に会場近くに開発された千里ニュータウンは憧れの的。『団地に住みたい!』当時の入居倍率は100倍を超える狭き門でした。住民は増え続け、万博の2年後に完成した商業施設「セルシー」は長い間千里のにぎわいの中心となりました。

 2023年の夏。千里を訪れました。かつて万博で盛り上がったこの街は当時どんな様子だったのか。次の万博に向けて、時代の変化を考えるような取材をしたいと、聞き込みを始めました。

 「この辺りは新婚、若い夫婦がいっぱいで、華やかな場所でしたね」
 「高度成長時代だったこともあって、『イケイケドンドン』でニュータウンも含めて1970年というのは、僕の人生の中で70~80%占めているような記憶」

 万博とともに成長した町。千里と万博は切っても切れない関係です。