デジタル化した8ミリビデオ そこに映っていたのは…
【2024年7月】 デジタル化された映像の始まりは生まれたばかりの長男・翔大さんの姿でした。
(中山都記子さん)「うわーなつかしい」
(ビデオ音声)「しょうたくん~こっち向いて」
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結婚し団地に越して2年目、誕生した我が子を撮ろうとビデオカメラを買いました。
(中山都記子さん)「いやーかわいい、うそ」
(ビデオ音声)「もしもし翔大くんですか?」「翔ちゃん何してんの、ただいま」
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お父さんは土曜日も働いていた時代。少ない休日には子どもを喜ばそうと夫婦でいつも工夫を凝らしました。
当時の団地は子どもで賑わい、2,3棟ごとに子供会ができるほどでした。
(中山都記子さん)「どこにでもある風景。どこの家でもそれぞれにある。いま振り返ると本当に幸せな時間ですよね。そこから先、色んな事が歳を重ねるにつれ、あるじゃないですか。子どももどんどん大きくなって、今から思ったら普通に何も思わずに生活していた。必死だったからね。この歳になるから思うけど、すごい感謝ですよね。いろんな人にね」
【2024年8月】今は愛知県に住む翔大さん(37)がお盆に帰ってきました。
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(息子・翔大さん)「こんなんよう残していたな、こんな普通の日常の‥。映像の中が一番実家感があるな。あの団地が一番長かったもんね」
(中山都記子さん)「そらそうやあそこで生まれ育ったんやから」
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(夫・教士さん)「われわれの世代は仕事優先の世代だけど、会社のために働くっていうのには疑問符を持ったままの世代なんですよね。家族がいたから働けたし、家族がいたから生きてこられた」
40年近く前、ホームビデオの目新しさから淡々と撮っていた家族の風景。時を超えて出合った映像にはニュータウンの団地で暮らした家族の「大切な時間」が残っていました。















