日本は「二季」の国になった!?
三重大学 立花義裕教授(気象学):
「長~い夏と、ちょっとだけ春と秋があって、あとは冬がしっかりあるという、夏と冬の二季の国になっていっているという風に思います」

立花教授から「二季」という言葉が出てきました。「四季」ではなくて「二季」というのは初めて聞きました。なんとなく、温暖化すれば冬も暖かくなって、寒い冬が短くなって春・夏・秋の3つの季節になりそうな気がしますが、そうではないようです。

グラフは、日本全体での夏の平均気温の変化を1990年から表したものです。

ここ30年あまりで、だんだん高くなる傾向で、特に近年は厳しい暑さの夏が増えていることがわかります。