全国的に、平年より気温の高い状態が続いています。このままいくと、今年の冬も暖冬になるのでしょうか?専門家によると、そのようにはならなさそうで、さらに日本の「四季」が大きく変わっているというのです。
今年の冬は「強い寒気が入ってくる可能性」
9月24日、仙台管区気象台は冬にかけての長期予報を発表しました。それによりますと、宮城を含む東北地方は、この冬は寒気の影響を受けやすく気温は平年並みとの見通しが示されました。

仙台管区気象台 加茂祐一主任予報官:
「昨年(前の冬)よりは全体的に気温が低いだろうということで、強い寒気が入ってくる可能性があると思います。そういう時は水道管の凍結など低温に対する備えが必要になると思います」

10月の気温は平年より高いとみられることから、涼しい秋が短く、急に冬の寒さがやってくる可能性があります。
気象学が専門の三重大学の立花義裕教授は、近年は季節の進み方が変化していると指摘します。