こちらは、ミリ単位で線路を調整することのできる作業用車両「マルチプルタイタンパー」です。

新しい駅の開業まで残り数時間、リミットの迫る中で最後の仕上げ作業が続けられました。
(JR四国 保線課・高原 正樹 課長)
「高架には、JR四国で初めて軌道構造を採用している。防振・防音性能に優れた軌道になっているので、その違いを、線路に携わる者として、感じ取ってもらえればと思う」

日も明けきらない午前5時半。
開業したばかりの真新しい松山駅には、県外からの鉄道ファンなど、多くの人たちが続々と訪れ、写真に収めたりしてました。
(城 健大呂記者)
「新しい松山駅、記念に入場券を購入しました」
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実に71年ぶりに刷新された松山駅。
(子ども)
「すごい」

駅構内の天井は愛媛産のスギやヒノキで覆われ、トイレのタイルには砥部焼が使われるなど、あちこちに愛媛の玄関口らしいデザインが施されています。