71年ぶりの全面刷新です。
JR松山駅周辺の線路の高架化が完成し、新しい駅舎が9月29日に開業しました。
松山駅はどう変わったのか、歴史的な1日をドキュメントでお伝えします。

29日午前6時過ぎ。
新しくなったJR松山駅のホームには、朝早くから多くの市民や鉄道ファンらが集まっていました。

そのカメラの向く先は…。

そう、一番列車です。
上りの特急列車「しおかぜ・いしづち6号」は、高架化された真新しい線路を岡山・高松へ向かって走って行きました。

(野本明人駅長)
「無事に列車も到着し、最初の列車も無事に出て行きましたので良かった」

またこの日、1000部限定で販売された記念きっぷを求めて長蛇の列が。
高い関心の中で開業を迎えました。

この後、関係者およそ150人が出席して、テープカットによる記念式典が行われました。

(中村時広知事)
「陸の玄関口に相応しい整備をする。松山市の街づくりに生かしてほしいと心から願う」

新しく設けられた西口には「みこし」が登場。
お祝いムードを盛り上げました。

そして、新しいホームで出発式が行われ、関係者が列車を見送りました。