町の郷土館では岩内大火を伝える品々が展示されています。
岩内大火から町は、災害に強い町づくりを掲げて、わずか3年で復興。
この奇跡は「岩内魂」と呼ばれています。

岩内町郷土館 鈴木雅紀館長(69)
「(岩内大火を)知っている人もどんどんいなくなって、最近になって一部の人から、それでいいのかなと」
岩内大火は町の被災の歴史であり、復興の誇り…。
岩内町は、今年60年ぶりに式典を開催しました。
約350人が集まり、被災者や殉職した消防団員への黙とうや献花を行いました。

岩内町 木村清彦町長(62)
「みんなで『なにくそ』と頑張って、はねのける雰囲気がこの町の住民の持っているパワー。それを総称して『岩内魂』と言っている」