点滅信号を撤去⇨「止まれ」標識設置 簡単にはいかない事情
では、残っている点滅信号もどんどん撤去し、「止まれ」の標識を設置していけばよいのでは、と思うところだが、簡単にはいかない事情もあるそうだ。
(宮崎県警察本部交通企画課 佐藤康広警部)
「住民がどうしてもこのままということであれば、やはり、ちょっと厳しい部分も出てくる」


点滅信号の撤去には地元住民を対象にした説明会が必要となっている。
専門家は正しいリスクと効果を住民に示すことが大切だと考える。
(九州大学・交通心理学の専門家 志堂寺和則教授)
「なんとなく点滅式のほうが一時停止とかよりも安全なような気がする、一応信号なので。一時停止でも交差点を強調するなどのものとあわせれば、事故は点滅式よりもかえって減ったりするんですよというようなことをきちんとご説明して理解を得るのは大事」

現状としてすべての点滅信号の撤去するにはまだ、時間がかかる。
ならば、今一度、ドライバーには交通ルールを確認し、安全運転を徹底することが求められる。

※MRTテレビ「Check!」9月26日(木)放送分から