点滅信号、正式には、「一灯点滅式信号機」と呼ばれるものです。
点滅信号はその事故のリスクから全国的に撤去の動きが進んでいます。宮崎県内の現状や課題について取材しました。
出会い頭の人身事故が5件 要因は「一灯点滅式信号」
(田尻怜也記者)
「宮崎市清武町の住宅街にある交差点に来ています。こちらの現場では、今月、原付バイクを運転していた男子高校生が車と衝突する事故が発生しました」
宮崎市清武町の住宅街にある交差点。
9月8日、原付バイクと普通乗用車が衝突する事故が発生し、原付バイクを運転していた18歳の男子高校生が意識不明の重体で搬送された。


こちらの交差点、一見、見通しは悪くないように見えるが…
(地元住民)
「有名な場所、危ないというので。数か月に1回は大きな事故」

地元住民らが危険だと話すこの交差点。事故の要因となっているのが「一灯点滅式信号」だ。
県警察本部によると、過去5年間、この交差点では出会い頭の人身事故が5件発生。物損事故については相当な数に上るという。
なぜ事故が起きてしまうのか、その危険性と現状を取材した――
