鹿児島市で『薩摩から日本を変えよう』と題したシンポジウムが開かれました。
シンポジウムは、関東に住む鹿児島市出身者らでつくる「鹿児島市関東交友会」が毎年開いています。今回は奄美群島の加計呂麻島出身で、ANAホールディングスの芝田浩二社長が講演しました。
芝田社長は自分の視野を広げるポイントとして、幕末に薩摩藩からイギリスに渡った留学生を引き合いに出しました。
(ANAホールディングス 芝田浩二社長)「薩摩の人は挑戦するDNAが備わっている。お父さんお母さんたちは子どもに旅をさせてほしい」
質疑応答では、芝田社長の後輩にあたる甲南高校の生徒から質問がありました。
(甲南高校2年 前田晋次郎さん)「気持ちが落ち込むこともあったと思うが、どのように乗り越えてきたのか聞きたい」
(ANAホールディングス 芝田浩二社長)「ひたすら寝ること。一生懸命寝る。すると元気が出てくる」
(甲南高校2年 前田晋次郎さん)「これからたくさん寝ます」
(参加した高校生)「早い段階で海外に行ったという話を聞いて、いろいろなことに挑戦したいと思った」