"だじゃれ"は打率3割 ウケたらラッキー!

"だじゃれ"は小さな子どもの語彙力でも楽しく遊べるのが特徴の一つだと思う。しかし、ここぞと思うときに限って焦ってしまい、中々良いものが思い浮かばない。案外"だじゃれ"って難しいな…

鈴木さん
「"だじゃれ"の活用には特別な道具も広い場所も必要ありません。言葉一つで、コミュニケーションに楽しく彩りを加えることができます。"だじゃれ"は打率3割。ウケたらラッキー!くらいの心構えで、色々な場所でどんどん活用してください」

たとえベタな"だじゃれ"でも相手を想う気持ちがあれば きっと何かは伝わるはず。そこで 協会認定のだじゃれ伝道師の大久保通博さん(ダジャレンジャー®︎33号)に"だじゃれ"のコツを教えてもらった。

【"だじゃれ"作成のコツ】
1.子音をずらす(バナナがない!そんなばなな)
2.同音異義語を使う(布団が吹っ飛んだ)
3.言葉を付ける(ブドウ、一粒どう?)
4.英語化する(台所をキッチンと片づける)
5.音を使う(象を見てゾ~っとする)

ちなみにスベったときは…

【スベったときの対処法】
1.シーンとしちゃいましたね
2.あれ?〇〇ではウケたんだけどな
3.ここ、笑うところなんですよ!
4.もう一度繰り返しますね
5.面白くないですか?
6.完全に滑りました。滑り出し好調ということで、早速初めていきましょう!
7.たまには笑ってください

(左から フェリス女学院の皆さん アーティストのせきぐちえりさん 今泉岐葉さん 金井利栄子さん)

鈴木さん
「"だじゃれ"を活用して周りの人に手を差し伸べる。そうすると相手も自分もハッピーになるし、居場所ができると思っています。職場でも学校でも地域でも世の中がそうなったら諍いなんて起きないのではないでしょうか。"だじゃれ"の普及活動の先には、"世界を救う"という、そんな広がりを感じています」

世界を見ると終わりの見えない争いが絶えず、何の罪もない多くの尊い命が犠牲になっている。そんな世の中に笑顔と希望をもたらす"だじゃれ"で平和を引き寄せ、いつか「戦争はもう、せんそうだ!」なんていう日が訪れることを真面目に願いたい。

取材:TBSテレビ デジタル編集部・石坂晶子