500系試作車「WIN350」にも体験乗車した記者 500系の感想は?
前々回の【第16回】で500系の試作車「WIN350(500系900番台)」に試乗していた寺元記者【画像⑤】が今回も登場です。
「WIN350」とは見た目が驚くほど異なる仕上がり。その500系新幹線の感想はいかに?!
(RSK 寺元記者)
「この500系の先頭車両、ロケットを思わせるような形です。このことによって空気抵抗を抑え、騒音を少なくしています」

ロケット。。。やっぱり連想させられるのは宇宙なのですね。宇宙ーッ!
ちなみに何故【画像⑥】ような特徴的なロングノーズの先頭車両の形状になったかついては、筆者がこの5年後くらいにラジオのリスナーの方から頂いた質問にお答えするために色々と調べて喋った記憶では、空気抵抗をより少なくするために「カワセミ」のくちばしの形状を参考にしたから、だった筈です。

近未来のコックピット!運転席にお邪魔すると
さぁ、カメラはそのまぁるいまぁるいコックピットの中に潜入です(許可を得ています)。
これまた超前衛的な室内空間が現れました【画像⑦】!こんなカプセルホテルがあったら一晩泊りたいくらいです。。。そう、まるでカプセルのような形状なのです。シートを倒したら、星空がめっちゃ見えそう(シートはたぶん倒せない)。

そして恒例の速度メーター。ちょっと暗すぎて、時速何キロまで表示されるようになっているのか、今回はいまいち分かりません。
ただスピードに関して言えるのは、500系はフランスが誇る「TGV」と並ぶ世界の最高の時速300キロで安定走行できるように製作されたもので、博多―新大阪間が、これまでの300系「のぞみ」より約13分短縮されるということです。

そして、300キロの高速運転を可能にするため、「すべての車両に動力用のモーターが付いていた」そうです。当時、動力用モーターまでは撮影していなかったようなので、代わりと言っては何ですが、兵庫工場のある神戸市の銘菓・ゴーフルのような車輪のどアップをご覧くださいませ【画像⑨】。
