こんなの見たことない「真正面から」カメラが500系を捉えた!
そして500系が、陽の下に姿を現しました【画像②】。
フォルムの印象で言えば、それまでの「0系」「100系」「300系」が、ガンダムで言うところの「連邦軍」のモビルスーツだとすれば、500系は完全に「ジオン軍」のそれです(個人の感想です)。
これまで見たこともない、グレーをベースにした紫に近い青色の車体。運転席の窓も左右非対称で、おまけに丸い!

当時のカメラマン、レンズで500系の正面を「これでもか」とばかりに寄って撮影していました。今でも【画像③】のように真正面から撮る機会はそうそうないと思います。こんな500系のアングル、見たことがない!
運転席が完全に「宇宙船のコックピット」、もしくは「皿に落とした産みたての卵のぷるっぷるの張り」のような湾曲を描いています。

JR西日本が、時速300キロの営業運転を目指して開発していた、新幹線500系車両の初お披露目です。
1995年12月27日に神戸市の「川崎重工・兵庫工場」で車両完成式が行われ【画像④】、岡山に本社を置くRSK山陽放送もお隣・兵庫県まで取材に訪れていました。
