不思議な行為も「形のないアート」に…
井口さんの顔面コピーをきっかけに、この不思議な行為も台湾をはじめ国内外で「形のないアート」として紹介されています。

水上施設長「自分の好きなことを起点にして社会とつながれるっていうことは障がいのあるなし関係なしにすごくうれしいことだし。それが井口さんが先頭を切ってやり始めた」
理解できなかったり一見無駄に見えたりする、障がいのある人の不思議な行為。
施設や地域の人たちが長年見守ってきた「その人らしさ」が、「アート」と名付けられ、新たなセカイを拓き始めています。

水上施設長「アートっていうか僕はどっちかというとアートというよりも、オヤジの道楽だと思っていて。やたら散財してるし、なんか周りから理解されてないし。でもその人が好きだからずっとやり続けてるってオヤジの道楽。そんな気分ですけどね」
チューリップテレビは、2024年11月9日(土)富山市のオーバード・ホール中ホールで障がいのある人の表現をテーマにしたシンポジウム「アート・ミーツ・ハートとやま」を開催します。
さふらん生活園の水上施設長はじめ、富山県内外の4人の支援者が語り合うパネルディスカッションのほか、障がいのあるなし関係なくみんなが音楽でつながるディスコタイムも開催します。井口さんの顏面コピーの展示もあります。
シリーズ「アーツミーツハート」