事実上の次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。愛媛県松山市で、18日、四国ブロックの演説会が開かれました。

日本のかじ取りや、地方の活性化策について9人の候補者は何を語ったのでしょうか?

この記事では、全候補者の9人の演説のうち、林芳正氏の演説内容全文を掲載します。

なお、自民党総裁選は今月27日に投開票が行われます。

私はわがまま言いまして、ぜひ開いた時間で正岡子規記念館、行かしてくれと言いました。

皆さんこんにちは衆議院議員の林芳正です。

私でラストバッターでございますぜひ肩ぐらい、隣の人ぶつからないように回していただいて、リラックスをして聞いていただいたらというふうに思います。

防予フェリーっていうのがありまして、私の山口県からこの松山まで2時間半、今、彰久先生(塩崎彰久氏)は座っておられますが、お父さんの恭久先生(塩崎恭久氏)の時代によくこさせていただきました。

馴染み深い松山にですね、2017年、確か、国体がありまして、そのとき文科大臣としてやってまいりました。

鈴木大地スポーツ庁長官とご一緒でした。私はわがまま言いまして、ぜひ開いた時間で正岡子規記念館、行かしてくれと言いました。

そのときに俳句作れって言われたんで、『国体の 秋晴れの空 山高き』いかがでしょうか?

あんまり反響は良くないんで、もう残ってないかもしれませんが、国体のときに
参ったんです。

なぜ正岡子規記念館に行ったかというと、正岡子規、たくさんのペンネームをお持ちでございましたが、これ探したかったんです。

獺祭書屋主人、うちの山口県で獺祭というお酒、飛ぶように売れておりますけれども、この元は正岡式のペンネーム獺祭から来ております。

書斎がもう書類でいっぱいで、カワウソが魚取ってきて川べりに並べているようだと、正岡子規さんのユーモアセンスあふれるお名前をいただいて、それが爆発的な売り上げになったと、もう一度感謝を申し上げたいと思います。