名水育ちの新しい「ご当地サーモン」が愛媛県西条市の小学校で子どもたちにふるまわれました。その名も「サイモン」です。

給食で「ご当地サーモン」がふるまわれたのは、西条市立神拝小学校です。

「サイモン」は、JR四国と地元漁協が共同で開発しました。

西条市の名水「うちぬき」を使い、陸上に設置した水槽で育てたもので、臭みが少なく、成長が早いのが特徴です。

本格的な出荷を前に、地元の子どもたちに味わってもらおうと、16日は、およそ30匹が給食で提供され、全校児童およそ700人が「ちゃんちゃん焼き」を味わいました。

(児童)
「普通のサーモンより柔らかくて油がじゅわっとなっておいしいです」
「無茶苦茶ご飯と合います」
「味わい深くて柔らかくて、口の中でとろける感じがしてめちゃくちゃうまいです」

(JR四国事業開発本部・森田雅祐担当部長)
「もっと食べたいと言われましたので、出来たらこうもう少し出荷量を増やして西条で特産品として提供出来たらというふうに思っています」

JR四国によりますと、今月19日から来年3月末まで約750匹のサイモンが県内の飲食店で順次販売されます。