日本の経済に不可欠な女性活躍といいながら、環境整備が十分であったのかどうか

まず、少子化を止める。日本の新しい景色であります。

私の最初の大臣は、少子化対策、男女共同参画、そして食育と青少年育成、3期のときでございました。

私自身、働きながら2人の子供を育ててまいりました。

私の経験を通じ、人口減少と少子化の問題、その背景の課題について、よく存じ上げております。

愛媛県は2008年150万人を数えた人口が、現在127万人。全国は1億2300万人でこの間、約500万人が減少しています。四国を大きく上回る、この人口減であります。

さらに2040年以降、この人口は2000万人減少します。

政府も地方も、少子化は待ったなしの課題だ。様々な施策に取り組んでまいりました。

しかし、残念ながら深刻なこの度を増している状況は、変わらない状況であります。

私はその根底に制度論では解決できない。社会の意識の問題、社会の意識の壁があると感じています。

日本の経済に不可欠な女性活躍といいながら、女性活躍を、男性、女性もともに、子育てをしながらも支えていく環境整備が十分であったのかどうか。

さらにそれを実践していく私達1人1人が、その目標を達成するために努力をしてきただのかどうか。まさに本気度であります。