政務活動費の問題を教訓に襟を正すべき

山本支部長とともに支部長幹事長会議に出席した坂井忠博さんは、当時を振り返り、党員アンケートに賛成できる雰囲気ではなかったと話します。

自民党富山市連蜷川支部 坂井忠博事務局長:「(支部長幹事長会議で)どなた1人がこの場でやるかやらんか多数決取れという話になりました。とてもじゃないけど、アンケートやった方がいいという意見を出せる雰囲気じゃなかったですね。だから皆さん(賛成と)思っていてもまわりに流されてしまう。一部だけの発言だけでもうアンケート中止」

出席者:「そういうことがまかり通るということにだんだん書き換えられていくのではないかという心配もある。それが富山の自民党員の根性だと。だから保守王国、自民党王国って何十年も続いてきた。そんな悔しいことないよね。僕らクリーンにしようって言ってるんだから」

また、出席者の中には、2016年に富山市議会で起きた政務活動費不正問題を教訓に襟を正すべきだという意見もありました。

出席者:「今こういう問題が起きた時にやっぱり声を出さなかったらまたぶり返すような危機さえ感じるわけです。そんなことがこの自民党大国と言われる富山であっていいのかと。やっぱりもう一度襟を正さないとだめなんだろうと。小さい声でもいいから蜷川が中心になってどんどん広められるような力になりたいなと思います」
