復興で不安要素をどこまで取り除けるか…

さらに県内で最も被害の大きかった氷見市。高岡市の被害が局所的だったのに対し広い範囲で被害があった氷見市では全体で地価が下落しました。

特に液状化や住宅被害の大きかった栄町では、伏木古国府に次ぐ下落幅となりました。

氷見市は市町村別で最も変動率が大きく3パーセントの下落です。

地震被害が今後の土地の価格に与える影響について専門家は。

不動産鑑定士 竹田達矢さん:「富山の場合は(地震後)比較的インフラに関しては復旧してきている。この後は経済的に例えば一時避難している方がちゃんと戻られるかどうかとか、新しくそこで整備されて地盤に対する液状化の不安とかがどの程度になるのかとかそういうことが今後の地価に影響してくると思います」