リハビリの報酬「シード」の使い道

施設の中だけで使える通貨「シード」。

ストレッチやウォーキングなどのリハビリを受けると、報酬として「シード」をもらい、好きな娯楽に使うことができるのです。

(たんぽぽ温泉デイサービス一宮 横井夕子施設長)
「年を重ねると自分でお金の管理ができなかったり、現役の時のように、自分の貯めたお金でどこかに行こうとか、どこかに参加しようという意欲につながると思うんです」

通帳を見せてもらうと。

(記者)
「57万!?」

(利用者)
「みんなお金持ちだよ、まだ私なんて少ない方。何百万と貯めている人いるらしいよ」

専門家は、こうした交流に“物忘れを防ぐ”効果が期待できると話します。