木を切ったエリアの中に今回の土砂崩れの起点があった
(東京大学 蔵治光一郎 教授)
「その跡地が今どうなっているのかと、跡地と崩れのてっぺんとの位置関係を見たい」

蔵治教授と共に山に分け入り、しばらくすると…。
(東京大学 蔵治光一郎 教授)
「あったあった。これが豊川用水の施設。写真を見る限り、ここの木を全部切っている。(今)生えている竹は、その後に生えたもの。昔から植林した木は1本もない」

近くには気になる切り株も!
(東京大学 蔵治光一郎 教授)
「腐っているし、穴が開いている。大体(切ってから)10~20年経つと、腐って空洞になる。雨がここから入って他よりも水が多く染み込んだ可能性がある」

木を切ったエリアの中に今回の土砂崩れの起点がありました。
(東京大学 蔵治光一郎 教授)
「これがまさに(土砂崩れの)一番上。大雨が降ると、ここの中に水が染み込んで全体的に湿っていく。水が流れやすい所があると、そこに(水が)集中するので、ある時ずるっと滑る」














