試行錯誤2年...200枚近くのガラス板を無駄に...


広告写真を撮影する2人が、湿板写真に取り組むきっかけとなったのは、2020年。コロナ禍で仕事が減り、以前から関心があった湿板写真にチャレンジすることを決めた。

柴原 啓一朗 さん:「長崎で写真となれば、上野彦馬という偉大なカメラマンがいて、その影響力って すごいなと やはり思うんですよね。(今こそ)もうやるしかないやろ!みたいな感じで」

東京の専門店でカメラを購入し、湿板写真の技術をまとめた本を頼りに試すも、うまく写らず。ガラス板は200枚近く無駄にしたという。

光の種類や当てる時間などを試行錯誤すること2年あまり。初めてきれいに撮れた時のことは忘れられない。

柴原 龍一 さん:「ハイタッチでした」
柴原 啓一朗 さん:「めちゃめちゃ嬉しかったね。ハイタッチしたもんね。やったぜ!みたいな感じで」