古文書3万点、調度品が屋根の下敷きに 被害の実態つかめず
被害にあったのは建物だけではありません。所蔵品は、古文書だけで3万点以上、その他様々な調度品があります。地震がもたらした被害の大きさにショックを隠せません。

時国健太郎さん
「中が、のぞけないんで、どの程度被害があってどの程度復元可能かっていうのは、今の時点ではわからないんです。奥能登全体で公費解体も本当に危険なところから行われますし、文化財のところに手に回ってくるかっていうと、回ってこない部分もありますし、住民の生活の復旧や支援とかにやっぱり行政がかかりきりになってる部分もありますよね。現地に大工もいないし、解体業者もそんなにいないし、いるとしても、わずかな人数で、今現在も倒壊家屋の処理に当たってるわけですから。」