女子サッカーのなでしこリーグ1部、ヴィアマテラス宮崎のホーム戦が、1日、2か月ぶりに行われ、駆け付けた多くのサポーターが声援を送りました。
(高橋美苑リポーター)
「約2か月の中断期間を経て、久しぶりのホーム戦です!サポーターの熱気があふれるスタジアムはほぼ満員です!」
(サポーター)
「暑いけど応援頑張ります」
「スピードで相手を圧倒するプレーが見たい」
「ヴィアマテラス頑張れ!」
1日の試合前には、先月、自然災害が相次いだことも受け、ヴィアマテラスの嘉数飛鳥キャプテンが次のように宣言しました。
(ヴィアマテラス宮崎 嘉数飛鳥キャプテン)
「8月には、宮崎でも大きな地震や先日の大型台風など、様々な自然災害がこの国を襲いました。今こそ、サッカー、そして、スポーツを通して団結するときです。心が熱くなるような、生きる活力となるような空間を共に作りましょう」
リーグトップのヴィアマテラス宮崎は、9位の愛媛FCレディースと対戦。
前半、相手に左サイドから崩されると先制点を許してしまいます。
0対1のまま迎えた後半、ヴィアマテラスは再び攻め込まれ、立て続けに失点。
3点差をつけられてしまい苦しい展開となります。
なんとか反撃したいヴィアマテラスは、後半22分、7月に新加入した小澤のクロスからから、齋藤が左足を振りぬきます!
(ヴィアマテラス宮崎 齋藤夕眞選手)
「クロスが上がってくるのはわかっていたので、相手のディフェンスの選手とかぶらないように意識して、しっかり落ちてきたので、足を振った。」
さらに、後半43分、島田のフリーキックから齋藤が頭で押し込み、2対3と1点差に詰め寄ります。
ヴィアマテラスは、ここから波状攻撃を仕掛けます。
勝負のアディショナルタイムは6分、サポーターの応援にも熱が入ります。
しかし、必死の追い上げもあと一歩及ばず、ヴィアマテラスは2対3で敗れました。
(ヴィアマテラス宮崎 水永翔馬監督)
「きょう出た課題というのを少しでも克服できるよう、1週間しっかりとトレーニンぐしてやっていきたい」
(ヴィアマテラス宮崎 嘉数飛鳥キャプテン)
「やっぱり、毎回、課題に出るが、決定力、試合の流れの中で点が取れないというのはやはり修正すべき点。きょうの負けの分勝って、宮崎に勝利を届けたい。」
ヴィアマテラス宮崎、次節は今月8日ASハリマアルビオンとアウェーで対戦します。
※MRTテレビ「Check!」9月2日(月)放送分から














