四国から東海 今後約3日で1000mmほど降るおそれ

気象予報士 國本未華さん:
その後の進路は、正直まだわからない状況です。
30日(金)から31日(土)にかけて、九州・四国・中国地方で猛烈な雨が繰り返し降るおそれがあるということです。
中心からちょっと離れた静岡県なども、場合によって線状に降水帯がかかるおそれがあります。関東・東海を含めて、少し離れた地域も警戒をしてください。
中心に対して、北からも風が吹き込んでくると、日本海側・北陸周辺もまた雨が強まるおそれがあります。
九州から東海にかけての太平洋側で、予想雨量が多くなっています。
すでに宮崎県内で800mm超えという雨量が出てきている中で、これからまだ降るおそれもあり、四国から東海も今後3日ほどで多いところで1000mmほど降るおそれがあります。

土砂災害は、時間が経ってから起きることもあります。複合災害と言いますが、川の流れが少し変わったり、電柱などが倒れて停電が起こるおそれもあったりします。
大きな目で見て、いろんな災害に備えてください。9月2日(月)くらいまでは、東日本・西日本など、広く警戒を続けてください。
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<プロフィール>
気象予報士 國本未華さん
北海道室蘭生まれ、東京育ち
大学生で気象予報士、のちに防災士の資格も取得