鹿児島県に上陸した台風10号。東海地方でも線状降水帯の予測情報が発表されるなど、影響は東へと広がっています。今後の進路など、最新情報について気象予報士・國本さんの解説です。(8月29日「Nスタ」午後6時すぎの放送より)
発達のピーク過ぎるも大雨に警戒

気象予報士 國本未華さん:
関東各地で活発な雨雲がかかっています。東海・関東の雨雲の塊と四国の徳島県から香川県にかけて、線状に雨雲が見られています。
こういったところで急激に土砂災害などの危険度が高くなっている状況です。少し隙間がありながらも、台風本体の雨雲があるという状況です。
台風はもう発達のピークを過ぎたので、今後、猛烈な風が吹くおそれは少なくなっています。ただ、大雨はとにかく警戒を続けてください。
今後、ゆっくり東の方へ進んでいって、近畿地方の辺りで31日(土)ごろに動きがかなり遅くなり、停滞あるいは迷走するような可能性が出てきています。