「小浜・京都」vs「米原」現在の勢力図は
小浜・京都ルートについては当初の見込みを大幅に上回る最大5兆円を超える費用を国や沿線自治体が負担できるのか。そして最短で20年、最長で30年近くかかるとみられる建設期間をどう考えるかがポイントとなります。

小浜・京都ルートか米原ルートかという議論もありますけど、ここら辺はいかがでしょう?
小浜・京都ルートか米原ルートかについては、さまざまな立場があります。
石川県議会 長田哲也議員
「工費や工期を明示しないままに着工するような小手先の手段には断じて同意できません。米原ルートへの再考を強く求めるものであります」

6月の石川県議会定例会で、米原ルートへの再考を国に求める決議案が賛成多数で可決されました。

北陸新幹線の延伸をめぐる与党・知事会・県議会それぞれの現在の立ち位置をまとめたのがこちらです。石川県議会および南加賀の市長や町長などは、米原ルートの再検討を求めています。
馳知事をはじめ全国知事会については小浜・京都ルート。与党プロジェクトチームは小浜・京都ルート3案の中から年内に1案に絞ったうえで来年度の着工を目指しています。