石川の多彩な文化資源を活用し観光誘客につなげようと事業者が考えた観光プランを支援する認定式が開かれました。

「いしかわ文化観光コンテンツ造成支援事業」は県内の文化資源を生かしより多くの観光客に石川を訪れてもらうため県観光連盟がおととしから行っているものです。

金沢市南町の北國新聞交流ホールで9日行われた交付式では飛田秀一会長から認定書が手渡されました。

2025年度は応募があった47のプランのうち8件が認定され、このうち能登半島地震の被害を受けた輪島市門前町の大本山総持寺祖院は姿勢を正す座禅や修行僧の食事作法「行鉢(ぎょうはつ)」などを体験するプランが選ばれました。

また、金沢市指定文化財で加賀藩筆頭家老・本多家ゆかりの松風閣庭園を見学したり藩政時代の名残を感じながら本多町周辺を巡ったりする北陸放送の事業も認定されました。