一方、現在の進路予想の中でも西側、つまり、日本海を通って北上していくパターンとなる場合は…
国土交通省 気象防災アドバイザー 近藤豊さん
「西側を通る場合には風の影響をものすごく受けやすい。海上・西側を通る場合には、まったく遮るものがないので、発達したまま元気よく日本海に入ってくる。そうなると南から吹き返しの西の風による暴風雨に警戒が必要です」
秋雨前線と台風の南風によって入ってくる暖かく湿った空気の影響で山陰では28日ごろから雨が強まり、その後、台風本体がもたらす大雨がやって来ます。
浸水や土砂災害、暴風の場合は、落果やハウス倒壊など被害などに注意が必要です。
国土交通省 気象防災アドバイザー 近藤豊さん
「気象庁のHPの台風進路予想図が一番役に立つと思うので、私の住んでいるところによっては、台風はどの位置を通っていくか、東側を通るのか、西側を通るのかによって大きな影響の差がありますので、こまめにチェックしていただきたい」