宮崎県内13の市町村の公立小中学校で夏休みが終わり、26日から授業が再開されました。
このうち、日南市の油津小学校の始業式では、児童の代表2人が夏休みを振り返るとともに2学期の目標などを発表しました。

(児童代表)
「2学期は運動会や遠足などいろいろな行事を友達と協力していきます。友達と仲良くして楽しい2学期にしたい」

このあと、根井 誠 校長が、市内で震度6弱を観測した地震についてふれ、「避難訓練を思い出し家庭でも備えておくことが重要」と児童たちに呼びかけました。

(児童)
「友達と遊んだり、野球をして(夏休みを)過ごした。(地震のとき)机の下に隠れて、揺れがおさまったら外に避難した」
「(地震発生時)学校の近くで自転車に乗っていた。ドンという音が聞こえて、揺れが始まって、地震だと気づいた」

地震により、油津小学校では、校舎の壁がはがれ落ちたり、側溝が崩れたりする被害がありましたが、授業に影響はないとことです。

(油津小学校 根井 誠 校長)
「職員研修を含め地域との連携などを図る。そして、家庭で災害について話をする機会の啓発をしていきたい」

学校では、今後も地震や津波を想定した避難訓練を実施し、学校全体で防災意識を高めたいと考えています。