身近な運動トラブルの原因と対策

いずれにしても日常生活に支障をきたすような運動トラブルは防ぎたいところ。

街の人にも聞いて見ました。

(40代男性)
「町民運動会で転んだ。気持ちだけ前にいって体がついてきていないという」

(宮前岳巳院長)
「全力で走るということを、かなりの期間やっていなかったことが想定される。そういう人の一番の原因は膝がしっかり上がっていないところ」

そして、こちらの男性は…

(50代男性)
「荷物を取りに動こうとした瞬間に急にちょっと走ると肉離れ」

(宮前岳巳院長)
「肉離れが起こる、よく言われる理由は体の水分量がなくなっていく。(対策は)水分補給をしっかりする。膝を曲げる、股関節を曲げるなど筋肉を緩ます動作を入れながら動き出すとなりにくい」

さらに、こんなトラブルも…。

(40代女性)
「バドミントンを会社の人たちとした。次の日に筋肉痛になって、コテ(カールアイロン)で髪の毛が巻けなくなった」

(宮前岳巳院長)
「(原因は)手を上に上げる動作を日常的にやっていないこと。(対策は)終わってからストレッチをする。痛いなら筋肉を冷やす」

いずれのケースも、自分が思っているほど体は動いていないというズレが起きているのです。

(宮前岳巳院長)
「年齢によって一番弱ってくるのは下半身。(大事なのは)バランスと柔軟性と筋力。下半身の中でも重要視しているのが股関節の機能性と筋力」