細かいところも見逃すな!渾身の「レスQ」オリジナルグッズ

「キャラクターも含めて説得力のあるセットにできればと思いながら作った」と、中村氏は口にする。その説得力は、オフィスの各所に散りばめられたオリジナルコーポレートグッズにも光る。

「レスQ」がこれまで制作したコラボ商品はもちろん、大三島氏が自身でデザインしたという「サンバーズ」という「レスQ」のイメージキャラクターのぬいぐるみが並ぶ。その横にはWi-FiスポットのIDとパスワードも設置されていて抜け目がない。

「さまざまな企業とコラボしてオリジナル商品をたくさん作っている『レスQ』。アプリ制作会社という側面だけではなく、家事全般について手広くビジネスに挑戦をしている、まさに今、発展途上の会社であることが伝わるといいなと」と、大三島氏がこだわりの意図を語ると、中村氏も「台本には書かれてない裏設定や、こういう想像して作り込んだ小道具が、キャラクターやセットをリアルに見せているんです」と口を添える。

「自由な働き方ができる『レスQ』だからこそ、遊び心が満載」と楽しそうに話す大三島氏が案内してくれたのは、「家事レスQ」の出勤表。普通のホワイトボードではなく、アプリの画面をモチーフにしており、一目で出勤状況がわかるようになっている。

「最新のベンチャー企業ですが、出勤表はアナログなものを作ってみようと思いました。天野社長はこういうのも好きそうじゃないですか?」と、キャラクターイメージを膨らませる。この出勤表は、撮影シーンや設定日付によって演出部が毎日日替わりで変えているそう。そんなスタッフの細かいこだわりにも目を光らせたい。