今年はお盆休みを前に南海トラフ地震の臨時情報が発表されましたが、愛媛県内の観光地にも大きな影響を受けた所もありました。
【詳しく見る】土産物店などは賑わう一方で、ホテルでは2000人以上のキャンセルが
南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表される中でのお盆休み。
ただ、道後の商店街は影響を感じなかったといいます。
絣屋本店・石田匡暁 店主
「今年のお盆は、日取りの良さで長丁場いろいろな壁はあったが、非常ににぎわいのある良いお盆商戦だった」
例年並みの売り上げだったというこちらの土産物店は、関東を襲った台風の影響がなければ更なる盛況が見込めたと話していました。
また、松山城天守の来場者数は2万2000人あまりで、去年より2600人近く増加、土砂災害による営業休止から一転、大いに賑わいました。
一方で、道後のホテルで作る組合によりますと、加盟する33施設で合わせておよそ2500人のキャンセルが出たということです。
また、南海トラフ地震が発生した場合、およそ30分で津波が来ると想定される海域で運航する愛南町の遊覧船も利用客が半減するなど、大きな打撃を受けました。