配合飼料の価格は20年前のおよそ3倍に

畜産農家 千葉孝幸さん:
「実際、どんどん辞める人も増えている。当然やる人が少なくなってくれば牛も減ってくる」

千葉さんによりますと、牛1頭が1日に食べる配合飼料は、およそ10キロ。コスト全体の半分を占めます。配合飼料の価格は20年前のおよそ3倍になっていて、資材などの物価高も加わり厳しい経営に追い打ちをかけます。

畜産農家 千葉孝幸さん:
「何とか消費拡大ができるような政策をとってもらうと助かる。牛の飼育をやめてしまえば を繰り返してしまうので、何とかそれを止められるように頑張って乗り切っていきたい」

千葉さんは、「国産牛肉を少しでも消費してもらいたい」と訴えていました。