16日、仙台市内で小さな絵画展が開かれました。作者は、中学時代に不登校だった仙台市内の高校3年生です。

鋭い目つきと繊細な毛並み。ミステリアスなジャガーの姿をペン一本で表現した作品です。

描いたのは、仙台市の高校3年生・長谷川魁意さん(18)です。

「白黒が多いのは理由があって、見た人に(頭の中で)色を染めてほしいという思いがあって」、魁意さんが絵画展に訪れた人に作品を説明します。

幼い頃から絵を描くのが好きだった魁意さん。高校では、美術を専攻していて初めて作品展を開きました。

長谷川魁意さん:
「動物の目はすごく時間をかけて描いているので、褒めてもらえるとすごくうれしい。たくさんの人に見てもらうことで、絵の意味も出てくると思う」