周囲に合わせられず不登校に
生き生きと話す魁意さんですが、中学生の頃、周囲に合わせるのが苦手で不登校になり、フリースクールに通いました。絵を褒めてもらい、気持ちが前向きになったといいます。

長谷川魁意さん:
「自分を一番表現できるのが絵だったので、そこですごく絵を描くのが楽しいなと思って」
モチーフの多くがオオカミやトラなど魁意さんの好きな動物です。

長谷川魁意さん:
「動物の表情だけどどこか人を感じるというか温かみを感じる。人間味のある動物を描くことを意識している」
作品を見た同級生は…。
高校の同級生:
「インスタグラムなどで(作品を)見ていたが、原画を見る機会がなかったので、すごい感動する」

大人からこどもまでたくさんの人を魅了した初めての絵画展。より絵の世界を突き詰めたいと魁夷さんの夢は膨らみます。
長谷川魁意さん:
「一番自分が自分を伝えられるのが絵なので、絵が一番身を置きたい場所。海外に身を置こうかなと(考えていて)韓国の美術科がある大学に通おうと思っている」