海水浴場でも"避難ルート"を確認 臨時情報の中で再開したビーチも

8月8日の宮崎沖の地震を受けて、国が発表した南海トラフ地震臨時情報。

(海水浴客)
「来るのを本当に迷ったが、随分前から予定して楽しみにしていたので…」
「避難経路は妻が見て調べながら来た」

(内海観光協会 山﨑憲道 会長)
「こちらが津波の防災マップ。この2か所が避難場所、みんな連れて避難する。(閉鎖するより)訓練した人たちが店を運営しながら、全員で避難誘導した方が得策」

この臨時情報で4つの海水浴場を閉鎖していた三重県紀北町。
13日午前、一番大きな古里海水浴場が一転、ビーチを開放しました。

(大阪から来た人)
「閉まっているのを分かって、あえて来ました。空いていて嬉しい」

(紀北町 商工観光課 岩見建志 課長)
「臨時情報が出ている状況だが、避難場所を案内できるようになった」

ここは南海トラフ巨大地震で最短9分で津波が到達する場所ですが、監視人をおいて避難経路を案内するなど対策が整ったとしてオープンを決めました。

残る3つの海水浴場も8月15日までには全て再開する予定です。