海水浴場の賑わいは例年の"半分程度"…あまりにも暑すぎて

夏といえば海水浴ですが、この暑さで異変が…。

(内海観光協会 山﨑憲道 会長)
「(客数は)例年の半数以下。40%くらい」

愛知県南知多町の「内海海水浴場」。コロナ明けの去年は約20万人で賑わいましたが、ことしは“その半分程度”にまで減っているといいます。

(海水浴客)「砂浜が熱い」

(内海観光協会 山﨑憲道 会長)
「ことし減っているのは圧倒的に天候。30℃後半から40℃近くになると、熱中症の危険性が高まって、控えるようになる」

この日も東海地方で軒並み35℃超えの猛暑日。暑すぎて客足が遠のいていました。

一方で、来る人が減っても減らないのがコスト。

砂浜の整備費用は10年前は80万円でしたが、物価や人件費の高騰で、ことしは250万円と3倍以上に。

この事態に観光協会も…。

(内海観光協会 山﨑憲道 会長)
「全国で、まだ例はないがビーチの有料化は必然」

このままだと海水浴場全体が有料化される可能性もあるというのです。

さらに「あの出来事」も影を落としていました…。